研究概要 |
研究目的: "システムの生産性や効率を評価するだけでなく,快/不快や集中度,疲労などの生理的・心理的・生体力学的負荷による指標と従来の評価指標の因果関係を明らかにして,複数の指標を統合したユーザビリティ評価方法を確立することと,それに基づくシステム利用者の負荷を考慮した新たなユーザビリティ評価システムを構築することである." 実績: ■ 視覚的注意をモデル化するための視線及び生理データを測定・分析するツールを構築 視線停留時間に加え,瞳孔径と脈波データを用いたWebページ上の興味箇所を特定する手法を提案 ユーザが興味を示すときに得られる生体データの変化を利用することで,ユーザー人一人に合わせて,Webページ上の興味箇所を特定する手法、特に,瞳孔径と脈波のデータが有効であり,これらのデータを利用した興味箇所特定手法および瞳孔径と脈波波高の振幅とによる興味度合の特定手法を得た. ■ 注意の心的負荷に基づく注意レベルモデルを提案し、実験でモデルの有効性を検証した.
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