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2007 年度 実績報告書

視覚的注意の心的負荷に基づくユーザビリティ評価方法の確立と評価システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19500106
研究機関山梨大学

研究代表者

今宮 淳美  山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 教授 (40006276)

研究分担者 小俣 昌樹  山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 助教 (60402088)
郷 健太郎  山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 准教授 (50282009)
キーワード視覚的注意 / 興味 / 生理データ / マルチモーダルインタフェース / 注意レベル / ユーザエクスペリエンス / ユーザビリティ
研究概要

研究目的:
"システムの生産性や効率を評価するだけでなく,快/不快や集中度,疲労などの生理的・心理的・生体力学的負荷による指標と従来の評価指標の因果関係を明らかにして,複数の指標を統合したユーザビリティ評価方法を確立することと,それに基づくシステム利用者の負荷を考慮した新たなユーザビリティ評価システムを構築することである."
実績:
■ 視覚的注意をモデル化するための視線及び生理データを測定・分析するツールを構築
視線停留時間に加え,瞳孔径と脈波データを用いたWebページ上の興味箇所を特定する手法を提案
ユーザが興味を示すときに得られる生体データの変化を利用することで,ユーザー人一人に合わせて,Webページ上の興味箇所を特定する手法、特に,瞳孔径と脈波のデータが有効であり,これらのデータを利用した興味箇所特定手法および瞳孔径と脈波波高の振幅とによる興味度合の特定手法を得た.
■ 注意の心的負荷に基づく注意レベルモデルを提案し、実験でモデルの有効性を検証した.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] A Pressure-Sensing Mouse Button for Multilevel Click and Drag,"2007

    • 著者名/発表者名
      M. Omata, K. Matsumura, A. Imamiya
    • 雑誌名

      INTERACT 2007 11

      ページ: 434-446

    • 査読あり
  • [雑誌論文] マルチディスプレイ環境のためのタブレットの向きに連動するポインティング法2007

    • 著者名/発表者名
      小俣昌樹, 小坂真裕, 今宮淳美
    • 雑誌名

      情報科学技術レターズ 6

      ページ: 209-302

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 生体信号に連動する吹き出し変化オンラインチャット2007

    • 著者名/発表者名
      小俣昌樹, 内藤雄也, 石川芙美, 今宮淳美
    • 雑誌名

      日本バーチャルリアリティ学会第12回抄録集 12

      ページ: 2A3-2

    • 査読あり
  • [学会発表] Webページにおける視線停留時間と脈波波高に基づく興味度合いの特定,2008

    • 著者名/発表者名
      深澤綾, 小俣昌樹, 今宮淳美
    • 学会等名
      情報処理学会第70回全国大会
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      2008-03-15

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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