研究課題
平成19年度は、時系列データから言語表現すべきイベントを発見する手法の開発および言語表現されたテキストの音声発話を行った。以下、()内の番号は、申請時「研究実施計画」における課題番号に相当する。※入手可能となったデータの違いにより、申請時の研究実施計画と多少前後しているが、研究実施に関しては問題ない。(vi)言語による特定時系列データ検索システムの開発時系列データから言語表現するきっかけとなるイベントの発見およびイベントに近隣する特定情報の検索を行う手法を開発した[松原,小林2007、Matsubara and Kobayashi 2007]。例題として、ユーザがPC上で作成を行ったファイルなどを時間軸にそって分析を行い、ユーザに関するPCの操作履歴を時系列データとして取得し、特定の時系列データ(ファイル)の発見を行う手法を開発した。イベントの定義を予めおおまかに設定しておき、取得されたユーザのPC操作に関する履歴の情報および操作内容として操作において作成されたファイルの中身を分析することにより、その操作がどのようなイベントに相当するかを発見する手法を開発した。・プロトタイプシステムが生成したテキストの評価実験の実施プロトタイプシステムが生成した日経平均株価の挙動に関するテキストを実際の新聞記事のテキストと比較することにより、システムの性能評価を行い、改善すべき点を絞り込みを行った。(vii)音声合成プロトタイプとして開発されたシステムにより生成された日経平均株価の挙動を示すテキストを音声発話させるためにGalatea Tool Kitを用いて、音声合成発話を行った。
すべて 2007 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 備考 (1件)
データベースワークショップ2007(DBWS2007)
ページ: 31-36
2007 IEEE/WIC/ACM International Conference on Web Intelligence and Intelligent Agent Technology, Workshop on Intelligent Web Interaction 2007
ページ: 235-238
http://koba.is.ocha.ac.jp/research2008time_series.html