研究課題
日本語から中国語(および英語)への機械翻訳規則の開発と手作業による評価とシステムへの実装を中心に、これまでに開発してきている日中機械翻訳システムjaw/Chineseおよび日本語入力文の解析のためのシステム(文節構造解析システムibukiCおよび係り受け解析ステムibukiS)の開発・整備を進めた。(1)日本語の存在表現および軽動詞構造表現について中国語への機械翻訳という観点から分析し、翻訳手法、翻訳規則を提案し、手作業および我々が開発している日中機械翻訳システムjaw/Chineseに実装して、評価した。(2)使役表現について、日中機械翻訳の観点から分析した。(3)機械翻訳システムjaw/Chineseの照合アルゴリズムについて整備・改版中である。(4)日本語文節構造解析システムibukiに登録していた機能語た約2万語を、機能文節という概念を導入して約4千語に整理しなおした。これによって、機能語に関する翻訳規則が、より自然に記述できるようになった。機能語の翻訳規則の照合法については、設計・実装中である。(5)日本語文節構造解析システムibukiCを辞書を含めてホームページ上で公開した。(6)翻訳エンジンjawの公開を目指して整備を進め、またサンプルシステムとしてのjaw/Englishの開発を始めた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
National Science Foundation 35,2
ページ: 81-96
自然言語処理 14,5
ページ: 65-105
http://www.ikd.info.gifu-u.ac.jp/ibukiC/