P2Pトラフィックの検出方法を検討するにあたり、実データのトラフィックではどれがP2Pトラフィックなのか判別が難しいこと、Winnyのみのデータを分析することでP2Pの特徴を捉えやすくなると考えたため実験環境を製作した。今回の実験ではP2PソフトはWinnyとした。Winnyのノードが定期的にキー情報を交換する様子を観測しようと考え、実験環境として実際の環境に近いネットワークの構築を行った。 この実験環境のデータを用いてP2Pトラフィックの特定プログラムを作成した。これはパケットキャプチャのファイルを入力して、画面にどのアドレス間で通信が行われているか表示するプログラムである
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