研究課題
基盤研究(C)
トップダウン注意にともなって、皮質1,2/3層において同時的に働く3つの、皮質求心性アセチルコリンをふくむ生理学的機構が皮質動力学にどのように働き、過渡的なアトラクタ再構成を生起させるのかという皮質状態遷移に関するシナリオを提起し、数理モデル構築の基礎的枠組みを設定した。われわれの仮説は、注意、文脈といったトップダウン信号の到着に伴い、局所的な脳の状態は皮質求心性アセチルコリンとの協働により一時的に安定化され、よりアトラクタ的な状態に(一時的に)遷移するということである。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (6件)
Neural Information Processing, Lecture Notes in Computer Science 4984
ページ: 170-178
Advances in Cognitive Neurodynamics ICCN 2007
ページ: 251-255
J. of Integrative Neuroscience 6
ページ: 309-326
International Journal of Bifurcation and Chaos 17(3)
ページ: 985-998