研究課題
基盤研究(C)
ラットより作成した大脳皮質視覚野スライス標本を用いて、錐体細胞間抑制性伝達の特性と経験依存的発達を電気生理学的手法により検討した。錐体細胞間抑制性結合は、興奮性結合に比べて高い頻度で観察された。両結合は、発達初期の視覚野では発達後期に比べて低頻度でしか観察されなかった。しかし、興奮性結合の形成は生後直後からの発達後期までの暗室飼育により抑えられたが、抑制性結合は、暗室飼育の方が高頻度で観察された。
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Neuron 57
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