研究概要 |
中性アミノ酸トランスポーターの一種であるアラニン、セリン、システイン輸送機構(alanine-serine-cysteine transporter, ASCT1,2)の阻害剤スクリーニングのためのハイスループットアッセイ系の開発のために、内因性のASCT1,2が高発現していないホスト細胞を検索した。そこでCHO細胞、HEK293細胞、3T3細胞等を用いて遺伝子レベル、タンパクレベルでの実験を実施したが、内因性のASCT1,2の発現量が高く、ASCT1,2のアッセイ用のホスト細胞としては不向きであることがわかった。しかしヒト型、ラット型ASCT1,2の遺伝子をクローニングし、哺乳類及びアフリカツメガエル卵母発現系に使用できるベクターに組み込みを完了した。
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