研究課題
基盤研究(C)
癌の治療を目的として、癌抗原CEAに対するヒトIgA抗体の組換え遺伝子を作製し、この遺伝子をカイコ幼虫に導入して抗癌IgA抗体をつくらせた。この抗体とヒト白血球を癌細胞に加えると癌細胞の細胞死が見られた。次に光感受性をもたない新しいポルフィリン誘導体DEG-Mn-DP-Hは超音波照射により強力な細胞傷害活性を示した。これらの結果から、超音波と音響化学物質とを用いた音響化学療法と、IgA抗体を使った抗体療法との併用が癌治療に有用である可能性が示唆された。
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