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2007 年度 実績報告書

血液透析治療時間内における運動療法介入の安全性と長期介入効果

研究課題

研究課題/領域番号 19500460
研究機関北里大学

研究代表者

松永 篤彦  北里大学, 医療衛生学部, 教授 (00286387)

研究分担者 渡邊 裕之  北里大学, 医療衛生学部, 講師 (40348602)
小倉 彩  北里大学, 医療衛生学部, 助教 (10337991)
キーワード医療・福祉 / 血液透析 / リハビリテーション
研究概要

血液透析治療後に血圧低下や疲労感が出現することや、血液透析治療日以外にも時間的制約が波及することなどから、維持血液透析(HD)患者に対して定期的な運動療法の介入が困難なことが多く、その効果については未だ不明な点が多い。そこで平成19年度では、血液透析治時間内に運動療法が実施可能かどうかを、症例(3症例)を通して検討した。その結果、血液透析開始直後1時間以内において運動療法が安全に実施可能であり、運動中の心循環応答だけでなく、血液透析治療自体に悪影響を及ぼさないことが認められた。なお、平成19年度の研究結果において、得られた成果を下記に箇条書きにまとめた。
1.血液透析治療時間内に運動療法を実施するため、特注のリクライニングに自転車エルゴメータの運動機器を取り付ける装置を開発した。
2.血液透析治療時間内の運動療法における心循環反応(心電図、心拍数、血圧、酸素飽和度、自律神経活動等)を継続的に記録し、異常反応がないことを確認した。
3.運動療法実施日と日実施日の腎機能および血液データを比較し、血液透析治療時間内の運動療法が血液透析治療自体に悪影響を及ぼさないことを確認した。く改善することを確認した。
なお、次年度においては、さらに症例数を重ねて、統計的手法による解析を進めていく予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 維持血液透析患者の身体活動セルフ・エフィカシーに対する運動療法の介入効果について2007

    • 著者名/発表者名
      忽那 俊樹, 他
    • 雑誌名

      日本透析医学会雑誌 40

      ページ: 789-797

    • 査読あり
  • [学会発表] Effect of home-based resistance training on self-efficacy for physical activities in maintenance hemodialysis patients.2007

    • 著者名/発表者名
      Atsuhiko Matsunaga, et. al.
    • 学会等名
      15th International Congress of The World Confederation for Physical Therapy
    • 発表場所
      Vancouver,Canada
    • 年月日
      20070702-06

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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