• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

教員の資質としての間身体的コミュニケーション力の研究-ポートフォリオを活用して-

研究課題

研究課題/領域番号 19500504
研究機関上越教育大学

研究代表者

大橋 奈希左  上越教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (90283043)

研究分担者 廣兼 志保  島根大学, 教育学部, 准教授 (00234021)
キーワード間身体性 / コミュニケーション力 / ポートフォリオ / 相互評価
研究概要

本研究では、教員養成課程において、学習者が教員の資質として間身体コミュニケーション力を身につけるプロセスについて、ポートフォリオを活用して明らかにすることが目指された。
初年度は、学習者の自己評価項目を作成するとともに、その量的な調査によって教材の妥当性を検証し、次年度は、学習者の内省文を手がかりに、学習課題や指導者による評価項目を具体化し、授業実践においで提示した。
最終年度は、これまでの自己評価と指導者側の評価に加えて、学習者の相互評価のための項目を検討することを目標とした。そのために、学習カードが記録として活用されるだけでなく、カンファレンスシートとしても活用されるように、学習者が相互にメッセージを送り合う欄を設けた学習カードを作成し、振り返りを行った(本年度学会発表)。また、学習者によるメッセージ欄の記述をグループ分けし、相互評価のためのキーワードを選定した(本年度掲載舞踊教育学研究論文)。その結果、「相手の支援」「自分への接し方」「相手の活動」「協働したこと」という指標を明らかにすることができた。今後、さらにこのメッセージ欄の記述と学習者の内省文のかかわりを質的に検討していくことが課題として残された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 教員養成課程における身体コミュニケーション力育成のための実践的研究-学習者の相互評価を目指して-2011

    • 著者名/発表者名
      大橋奈希左・廣兼志保
    • 雑誌名

      舞踊教育学研究

      巻: 第13号 ページ: 21-29

    • 査読あり
  • [学会発表] 教員養成課程における身体コミュニケーション力育成のための実践研究-振り返りのための学習カードの作成-2011

    • 著者名/発表者名
      大橋奈希左・廣兼志保
    • 学会等名
      日本教育大学協会全国保健体育・保健部門 第30回全国創作舞踊研究発表会
    • 発表場所
      国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)
    • 年月日
      2011-12-18

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi