本研究は、ヘルスプロモーションモデルであるPRECEDE-PROCEED Modelによる不妊治療中の女性のための生殖性(Generativity)に焦点を当てたグループ健康教育である新しい次代世代養育プログラムを開発することにある。Generativityとは、成人期の発達課題である「健康な子どもの出産」を含む次世代養育への関わりである。当初の研究成果の一つである臨床データは、患者数の減少、治療方針の変更から採取不能であった。また、男性への意識調査は、分析可能なデータ数までの同意が得られなかったため、女性に焦点をあてた分析とした。その結果、次代養育プログラム介入による対象者の意識変化をRCT研究デザインにより検証し、新しい次世代養育プログラムを開発した。
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