高齢者を対象とした反射神経機能トレーニング効果に関する研究

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19500593
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 応用健康科学
• 研究機関: 東京農工大学
• 研究代表者: 植竹 照雄 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (10168619)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: 加齢・老化 / 反射神経 / トレーニング

研究概要

下肢を用いた反射神経トレーニング装置を開発し、その効果について検証した。具体的には本研究は、2005~2006年度に開発した上肢を用いる同様なトレーニング装置を併用することにより、トレーニング効果の上肢から下肢あるいは下肢から上肢へのトレーニング効果の転移発現の観点から比較検討した。2007年度は集中的に装置を開発し、2008年度は実際に被験者を用いた実験的研究を実施した。その結果、上肢から下肢への転移効果の方が下肢から上肢への転移効果より顕著になる可能性が示唆された

研究成果

• [雑誌論文] 大学生の健康関連体力向上に対する教養科目「スポーツ・健康科学実技」の役割と大学教育におけるその意義 (2008)
  • 著者名/発表者名: 下田政博、百鬼史訓、植竹照雄、田中幸夫、田中秀幸
  • 雑誌名: 大学体育学 5 ページ: 13-26
  • 査読あり
• [雑誌論文] Experimental study on the grip and hold strength for stanchions and handrails in buses (2007)
  • 著者名/発表者名: T., Uetake, M., Shimoda
  • 雑誌名: Journal of Human Ergology 36/1-2 ページ: 11-19
  • 査読あり
• [雑誌論文] Characteristic of physique of Japanese and Chinese living in a metropolitan area (2007)
  • 著者名/発表者名: T., Uetake
  • 雑誌名: Proceeding of The 2007 Conference on Nationnal Pyhsical Fitness(Macau) ページ: 217-219
  • 査読あり
• [雑誌論文] Effect of passenger position on fear experienced during sudden bus stops
  • 著者名/発表者名: Aoki, T., Uetake, T., Shimoda, M
  • 雑誌名: Journal of Human Ergology (in print)
  • 査読あり
• [学会発表] 乗り物利用時や運動時における利き手 (2008)
  • 著者名/発表者名: 植竹照雄
  • 学会等名: 第43回日本人類働態学会全国大会
  • 年月日: 2008-06-22
• [学会発表] 静的牽引力の加齢変化と刈払い機始動時の力特性 (2008)
  • 著者名/発表者名: 植竹照雄、下田政博、山元守人
  • 学会等名: 第43回日本人類働態学会全国大会
  • 年月日: 2008-06-21
• [学会発表] 自転車走行中の障害物回避行動に関する実験的研究 (2007)
  • 著者名/発表者名: 宮代雅之、山元守人、元木祐、土田秀法、福嶋奈央、伊藤桃子、下田政博、植竹照雄
  • 学会等名: 第42回日本人類働態学会全国大会
  • 年月日: 2007-07-01
• [学会発表] アンケート調査による自転車に関する様々な問題点と利用の実態 (2007)
  • 著者名/発表者名: 植竹照雄
  • 学会等名: 第42回日本人類働態学会全国大会
  • 年月日: 2007-07-01