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2007 年度 実績報告書

健康の地域格差及び性差と社会経済要因、環境要因、生活要因の関連

研究課題

研究課題/領域番号 19500613
研究機関順天堂大学

研究代表者

稲葉 裕  順天堂大学, 医学部, 教授 (30010094)

研究分担者 松村 康弘  独立行政法人国立健康栄養研究所, プロジェクトリーダー (60181757)
祖父江 友孝  国立がんセンター, がん対策情報センター, 部長 (50270674)
片野田 耕太  国立がんセンター, がん対策情報センター, 研究員 (00356263)
黒沢 美智子  順天堂大学, 医学部, 准教授 (70245702)
池田 若葉  順天堂大学, 医学部, 助教 (50453585)
キーワード格差 / 性差 / 生態学的研究 / 死亡率 / 受療率 / 平均寿命 / ソーシャルキャピタル / 社会疫学
研究概要

各省庁より公表されている統計調査の多くは国民の代表サンプルとしての性格を持っているが、これまで学術研究への活用は少なかった。本研究は既存調査データを有効活用し、都道府県単位で、健康状態と社会経済的要因(含ソーシャルキャピタル)、環境要因、生活習慣関連指標との関連を総合的に検討するものである。
今年度は1.既存の統計調査データの検索を行い、その調査方法(調査対象者、調査項目、調査方法、解析方法等)を検討し、本研究に活用可能なデータを収集した。2.収集したデータは健康状態の指標として、人口動態統計、国民生活基礎調査、医療施設調査、国勢調査、生命表、患者調査、国民健康・栄養調査、医師・歯科医師・薬剤師調査、健康・福祉施設等調査、老人保健施設調査、地域保健・老人保健事業報告、衛生行政業務報告、国民医療費等、社会経済的要因関連指標として、公共施設状況調査、社会福祉行政業務報告、社会福祉施設調査、介護サービス施設・事業所調査、家計調査、犯罪統計書、住宅・土地統計調査、離婚率、社会教育調査、学校基本調査等、環境要因として公害苦情調査、下水道統計等。生活習慣関連指標として、社会生活基本調査等である。これらを本研究用のフォーマットに再構築しデータベース化した。3.収集したデータの一部を用いて都道府県別健康指標(死亡率、死因別死亡率、平均寿命、疾患別受療率、合計特殊出生率等)の地域格差(及び性差)と社会経済的要因、環境要因、生活習慣要因との関連性についての分析を試行し、結果について検討した。4.栄養統計データの目的外使用申請を行った。5.定期的に研究打ち合わせ会議を行い、健康指標社会経済指標、環境指標、生活習慣指標と地域格差及び性差との関連について断面的および縦断的に分析するためのデータ作成と方法、過去の研究結果について検討した。6.今年度の分析結果の一部は学会発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 各種ファシリティと都道府県別合計特殊出生率の関連性の検討2008

    • 著者名/発表者名
      助友 裕子, 他
    • 学会等名
      第78回日本衛生学会総合
    • 発表場所
      熊本市市民会館
    • 年月日
      2008-03-31

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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