研究課題/領域番号 |
19500616
|
研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
江崎 和希 東京医科大学, 医学部, 研究員 (90375478)
|
研究分担者 |
勝村 俊仁 東京医科大学, 医学部, 教授 (80214352)
浜岡 隆文 鹿屋体育大学, 体育学部, 教授 (70266518)
佐古 隆之 日本女子大学, 家政学部, 講師 (20339477)
|
キーワード | メタボリックシンドローム / 運動トレーニング / 血中アディポネクチン |
研究概要 |
本研究は運動と食事指導による体重、体脂肪率、内臓脂肪の減少、血中アディポネクチンの増加やレプチンの減少など肥満関連因子の改善と運動トレーニングプログラムとの関係について検討することを目的とする。被験者はメタボリックシンドローム対象群および予備群とし、中程度の有酸素運動トレーニング群と有酸素運動と筋力づくり運動を組み合わした複合運動トレーニング群、およびコントロール群の3群とした。運動トレーニング内容は有酸素運動トレーニング群:1)体調確認・血圧測定、2)運動は自転車運動。負荷強度は最大酸素摂取量の50%強度(実際のトレーニングでは心拍数を用いた)にて行った。運動時間および運動頻度は、1回30分、週3回を12週間、合計36回。複合運動トレーニング群:1)体調確認・血圧測定、2)ウオーミングアップ、3)エアロビクスエクササイズ、4)ボールやチューブを用いた筋力トレーニング、5)ストレッチ。運動時間および運動頻度は、1回30分、週3回を12週間、合計36回。トレーニング前後の検査として、1)血液検査(空腹にて採血を行い、アディポネクチン、レプチンなどの肥満関連因子、遊離脂肪酸、中性脂肪、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール等の血中脂質、血糖、インスリンを測定)、2)歩数計による身体活動量の測定、3)体脂肪計による体脂肪測定、4)運動トレーニング前後3日間の食事調査を行い、結果に対し、管理栄養士による食事アドバイスを行った。結果については現在解析中であるが、体重の減少は個人差が大きく、被験者の運動を継続させるモチベーションの維持が来年度の課題となった。
|