研究課題
基盤研究(C)
魚に多いドコサヘキサエン酸(DHA)は生活習慣病の予防に効果的である。しかし,DHAの摂取は体内で生活習慣病の一因と考えられる過酸化脂質を増加させることも知られている。一方,強い運動は体内の過酸化脂質を増加させるが,逆に,適度な運動は体内の抗酸化能を増強させることが報告されている。本研究では,生活習慣病予防の基本である運動とDHA摂取との関係について検討した。その結果,習慣的な運動や適度な運動は,DHA摂取による過酸化脂質の生成を抑制する可能性が示唆された。
すべて 2008
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奈良文化女子短期大学紀要 第39号
ページ: 49-55