研究概要 |
本研究は、平成9年度〜11年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))を受けた研究の継続であり、これまでの研究成果をふまえて作成した防災の視点を取り入れた「参加体験型防災学習プログラム」を中学校技術・家庭科の授業において実践し,その有効性を明らかにすることを目的としている。 この目的を達成するために、平成19年度は、以下のことを実施した。 (1)これまでの研究成果をふまえて、「参加型防災学習プログラム」の授業例として「自助:自分の命は自分で守る-自室における家具の配置について」を、平成19年6月27日に,平成19年度千葉県教育研究会技術・家庭科部会研究大会(松戸市立第5中学校)で実施した。そこで、本授業を実施するために必要な教材(映像資料)「家具の転倒防止」のDVDを作成した。 (2)「参加型防災学習プログラム」の授業例として「共助:地域の人々の命を守るために、中学生の自分にできることは何か」を、平成19年11月2日に,平成19年度北海道中学校技術・家庭科研究大会(函館市立本通中学校)で実施した。この授業で実施した「災害図上訓練DIG」の手法を、いつでもどこでも行えるようにするため、映像資料(DVD)に作成した。 (3)「参加型防災学習プログラム」の各々の授業を実施するために必要な教材(映像資料:DVD)を継続して作成中である。
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