研究課題/領域番号 |
19500633
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
曲田 清維 愛媛大学, 教育学部, 教授 (00116972)
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研究分担者 |
田中 勝 山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (70202174)
碓田 智子 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (70273000)
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キーワード | 住まい力 / 地域力 / 住まい学習 / まちづくり学習 |
研究概要 |
研究の中間年に当たり、各分担者の研究作業を手がかりに、住まい・まちづくり学習の支援システムに関わる議論を深めるとともに、最終年度に向けての展望・準備等も行った。 (1)本研究の重要テーマである「住まい力」「地域力」に関する概念整理を、先年に続いて教育、建築、都市計画、住居学等の文献に基づいて整理を行った。また、郊外住宅地の問題整理を行う中で、今日的「地域力」のあり方にっいても検討を行った (2)「専門家集団による住まい・まちづくり学習の支援」に関連し、積極的活動を行っている兵庫県建築士会へのヒアリングを主要メンバーで実施するとともに、中学校での実践授業(家庭科住まい学習)を見学し、建築士会と意見交換した。マンパワーや学校現場との協働作業のあり方について貴重な示唆を得、これらは実態調査に反映された。 (3)日本建築士連合会の協力を得て、各都道府県等での建築士による住まい・まちづくり支援事業に基づく学校教育現場への授業(或いは学習)支援等について、アンケート調査を実施した。各建築士団体ではユニークな活動が見られるものの、事業の継続性については厳しいことが散見された。 (4)「博物館による住まい・まちづくり学習の支援」として、大阪市立住まいミュージアムにおける体験学習を取り上げ、博物館、ボランティア、大学等の連携による学習支援のあり方について検討を行った。 (5)最終年度のまとめに向けての課題等についてメール等で意見交換し、整理を行った。
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