研究課題/領域番号 |
19500636
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
三橋 俊雄 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (60239291)
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研究分担者 |
田中 和博 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70155117)
面矢 慎介 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (80275180)
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キーワード | 自然共生 / 生活文化 / マイナーサブシステンス |
研究概要 |
本研究の目的は、丹後半島の日常生活に今も残り実践されているマイナーサブシステンス(遊び仕事)に着目し、研究の構成メンバーが専門とする、1)地域・生活デザイン計画学・エコミュージアム研究(三橋)、2)住生活学・生活文化研究(町田)、3)農学・モデルフォレスト・森林資源活用技術研究(田中)、4)食事学・エコファーム研究(南出)、5)景観生態学・里山保全再生研究(深町)、6)比較道具学・生活用具研究(面矢)の、それぞれの分野から学際的にアプローチし、その自然共生の基層的文化・営みとしての今日的価値を見い出すことにある。加えて、今まさに、京都府の丹後半島を中心とした地域において、途絶えようとしている伝統的生活文化としてのマイナーサブシステンスを、里山の保全活動やエコツーリズム、自然と遊び体験学習交流会の開催、インターネット・ホームページの発信などを通して、地域活性化や臨地環境共生教育に広く結びつくかたちで、保全・継承・再構築していくことを目指すものである。20年度は、1)マイナーサブシステンス概念を本研究において位置づけし、整理していくための文献調査、2)宮津市養老地区(一年を通した海山の遊び仕事)、宮津市上世屋地区(雪山のウサギ狩り=バイナゲ)、南丹市美山町(ウサギ狩り=ククリワナ、ニゴリスクイなど)、新潟県山北地区(「コド漁(サケ漁)」)を対象としたマイナーサブシステンスの実態調査、3)採集された資料(文献、調査データ、映像、画像など)のデータベース化、アーカイブ化を行った。
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