研究課題/領域番号 |
19500656
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研究機関 | 白梅学園短期大学 |
研究代表者 |
土川 洋子 白梅学園短期大学, 福祉援助学科, 准教授 (10352717)
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研究分担者 |
関谷 栄子 白梅学園短期大学, 福祉援助学科, 教授 (20109961)
森山 千賀子 白梅学園短期大学, 保育科福祉専攻科, 准教授 (50341897)
杉本 豊和 白梅学園短期大学, 福祉援助学科, 講師 (70339513)
西方 規恵 白梅学園短期大学, 福祉援助学科, 准教授 (60341898)
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キーワード | 介護 / 精神障害者ホームヘルプ / 自立支援 / 介護教育 / 地域ケア / 介護福祉士 |
研究概要 |
本研究は、精神障害者の在宅生活および自立支援するために、介護福祉士が学ぶべき教育内容をエビデンスとなる事象を抽出し、整理することを目標としている。そのために、当事者、家族会、介護従事者、海外の現状、病院、教育機関への調査を行い、幅広い現状を把握し、精神障害者の自立支援に必要な介護技術の抽出を試みる。 平成19年度は、その中で介護従事者、病院(医療機関)への調査を実施した。 介護従事者に対する調査は、精神障害者ホームヘルパーに対して行った。ここでは「日常生活の援助」の必要性が高く、「地域社会参加への援助」の必要性が低かった。また、ホームヘルパー自身が「研修、ケース会議や相談」を切望していることが明らかになった。 一方、医療機関への調査は、都内の精神通院医療指定自立支援医療機関に対して行ったが、回収率が低く代表性を得ることはできなかった。回答者は医師が多く、居宅自立支援に必要なものとして「生活支援」の内容をあげる者が多く、「専門性」の必要性は低いという結果であった。 同様に、平成20年度に当事者、家族会、介護教育機関および海外の状況を調査し、各々の立場からの自立支援に必要な項目を抽出し、その教育のあり方についてまとめる。
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