研究課題
基盤研究(C)
私たちは、新規のリポ蛋白質受容体であるLRP10を発見し、複数の食品因子がリポ蛋白質受容体ファミリーの機能発現を調節することを見出した。LRP10は糖代謝や骨代謝を制御しているWnt/β-cateninシグナル伝達経路の活性を阻害した。この結果は、LRP10が糖代謝や骨代謝のフィードバック機構として作用することを示唆する。今後、リポ蛋白質受容体ファミリーを介するWnt/β-cateninシグナル伝達経路の調節における食品因子の作用機構を明らかにすることは、メタボリック症候群を抑制できる鍵となると期待できる。
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