研究概要 |
0.2%のM-SHRSP低塩群で、脳卒中の発症や致死率と脳病変変化が高食塩群よりも抑制されていた。3%トリクロロメチアジド(TCM)のM-SHRSPへの投与は、脳卒中発症抑制、eNOS,nNOS mRNA発現上昇、Nox1,p22phox mRNA発現低下、白血球でのsuperoxide産生低下、腎内動脈線維化抑制作用を示した。4.0%食塩負荷で増加した遺伝子にKS,Sgne1,Hspa9a,Srprが、低下したものにgi in PPARα signaling passway, complete cds.[AY539885]があり、何れもシグナル伝達に必須の遺伝子で、総じて食塩過剰摂取は血管機能に悪影響を与えることを示した。
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