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2007 年度 実績報告書

児童における日本型薬膳のIT教材を活用した便通改善食育プログラムの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 19500705
研究機関中村学園大学

研究代表者

三成 由美  中村学園大学, 栄養科学部, 教授 (60239324)

研究分担者 大仁田 あずさ  中村学園大学, 栄養科学部, 助手 (20373144)
徳井 教孝  産業医科大学, 産業生態科学研究所, 准教授 (50207544)
酒見 康廣  中村学園大学短期大学部, 家政経済科, 教授 (90124130)
内山 文昭  中村学園大学, 栄養科学研究科, 教授 (20389331)
山口 祐美  中村学園大学, 栄養科学部, 副手 (30441728)
キーワード児童 / 日本型薬膳 / 排便 / 便通改善 / 食育プログラム / 発酵食品 / みそ / 評価
研究概要

本研究は児童が食品や栄養のバランスを考えた日本薬膳を正しく摂取することで,便通改善の効果があり規則正しい排便習慣が身につくことを体験させ,行動変容することを目的としている。内容は,児童の健康維持増進のために中医学の基礎理論に基づいた四季の薬膳食材と日本の伝統的な食文化である発酵食品みそを取り入れた食事を摂取した便通改善のための食教育プログラムを開発した。このプロクラムはプリシード、プロシードモデルの構造を参考に,準備因子としてはず,個人の知織、意識、価値観を知るために,児童の食習慣,排便習慣の実態把握を行った。動機を行動に結びつけるために促進因個として,児童に米と汁物に発酵食品であるみそを使用した日本型薬膳に関する栄養知識と調理技術指導を行った。その結果児童の意識、実態調査結果より解析した問題点として「食材の旬」「郷土料理」「行事食」の知識が乏しい,「主食」「主菜」「副菜」とは何かを知らない,朝食を欠食する児童は少ないがバランスまでは考慮されていない,健康と排便に関する知識が乏しく,排便の習慣が身についていない,以上のことが明らかとなった。また,児童、生徒の行動変容の各項目において知識は深まったが行動変容までは至らなかった。そこで本研究では児童が地域の産物を取り入れた正しい食習慣と排便習慣を身に付けるための行動変容因子としてのIT教材であるCD-ROM,解説書及びカレンダーを作成した。これらのCD-ROM,解説書及びカレンダーは福岡市の教育委員会より要望があり小学校の食育に活用される予定である。今後使用して効果を検証する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 学校給食に地産地消の食材を取り入れた日本型薬膳の排便効果2007

    • 著者名/発表者名
      三成 由美
    • 学会等名
      第54回日本栄養改善学会学術総会
    • 発表場所
      長崎市長崎新聞文化ホール
    • 年月日
      2007-09-20

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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