研究分担者 |
関根 勉 東北大学, 高等教育開発推進センター, 教授 (20154651)
芝原 寛泰 京都教育大学, 教育学部, 教授 (60144408)
猿渡 英之 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30221287)
吉野 輝雄 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (10052276)
斎藤 紘一 尚絅学院大学, 総合人間科学部, 教授 (90004457)
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研究概要 |
1. 海外国際会議での招待講演,意見交換、情報収集 : イスラエル国ツファット市で開催された「大学における実験に関するサフェド国際会議」, タイピサヌロク市で開催された第4回国際マイクロスケールケミストリーシンポジウムおいて, それぞれ招待講演を行った。また, 世界的なマイクロスケール化学実験のネットワークをつくることになった。これらの会議では, 世界各国のMCおよびグリーンケミストリー教育についての情報・意見の交換を行った。代表者の開発した実験教材は, 世界各国で実施できること, 学生の興味を高めることができると評価された。 2. 海外MC研究者の講演会 : イスラエル化学教育, とくにMCの中心となっているM.Livneh博士の講演会を東京, 仙台及び仙台で開催した。 3. MCの教員研修の組織 : SPP教員研修プログラムによるMC実験の研修を, 国際基督教大学(吉野), 宮城教育大学(猿渡)で開催した。 4. 教材の開発と試行 : □大学文系のマイクロスケール化学実験(斎藤), 大学有機化学のMC(吉野), 高校イオン交換樹脂のMC(荻野和子, 東海林)等の教材を開発・実施し, 教育効果が高いことがわかった。 5. 器具の開発(荻野和子、荻野博, 猿渡) : MC気体実験ならびに電気化学実験を容易にするためのプラスチック器具, 簡易型の蛍光光度計を製作した。 6. 国内外のワークショップでの実施 : タイ国立科学博物館国内では, 東京, 仙台, 福島, 鶴岡, 釧路等で教員対象のMC研修を行った。 7. 我が国の実情に合うMCをまとめた。
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