研究課題/領域番号 |
19500720
|
研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
田幡 憲一 宮城教育大学, 教育学研究科, 教授 (00236720)
|
研究分担者 |
棟方 有宗 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (10361213)
岡 正明 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (50292355)
溝田 浩二 宮城教育大学, 環境教育実践研究センター, 准教授 (00333914)
斎藤 千映美 宮城教育大学, 環境教育実践研究センター, 教授 (20312689)
西川 重和 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30400477)
|
キーワード | 理科教育 / 技術科教育 / 家庭科教育 / 環境教育 / 教員養成 / 教師教育 / 飼育 / 栽培 |
研究概要 |
1希少種であるアカヒレタビラ保全のためのビオトープ池を新設し、メンテナンスの煩雑さを解消し観察を容易にするなどの機能強化を図った。さらに、ビオトープなどの自然教材を用い、河川を核とした都市の在り方についての学習会を開催した。 2枝打ちしたソメイヨシノの枝を草木染めに用いることにより、身近な材料を活用した草木染めが可能となる。ソメイヨシノから染色液を抽出する際のpHと色調の関係について検討し、教材作成のための基礎的な資料とした。 3圃場を使わない多様な栽培方法についてはこれまでにも検討されてきたが、本研究では、教材植物の展示について、本学学生を対象とした授業での展開を含め、実践的に検討した。(1)袋栽培・・大型のビニール袋に土を入れて栽培することにより、ミニトマトのような大型の植物も栽培できた。(2)バケツイネ、ペットボトルイネ。バケツイネは、JAが勧奨するなど、よく知られた方法である。展示以外の期間は簡易プールにつけ、温度を安定させる方法を活用した。ペットボトルを用いた栽培方法で、「ひとめぼれ」や韓国の多収品種である「密陽21号」が、本学でも旺盛に生育することが確認できた。 4本学に設置したバタフライガーデンで、2008年度と2009年度にルートセンサス調査により観察されたチョウの種、個体数を比較した。2009年の8月~9月上旬に観察された個体数、種数とも少なく、盛夏での降水量が少なかったことが影響していることが考えられる。 5タマネギの根、茎、葉を考える教師教育教材を、中学校の発展的な学習に活用することを実践的に研究した。
|