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2009 年度 実績報告書

数学的問題解決における「ふり返り活動」とその指導に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19500737
研究機関愛知教育大学

研究代表者

山田 篤史  愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (20273823)

研究分担者 清水 紀宏  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (50284451)
キーワード数学的問題解決 / ふり返り
研究概要

本年度は,まず,昨年度行った「じゃんけん問題」を用いたインタビュー調査のビデオデータのうち,まだ分析にかけられていなかったものについて分析を行った。そして,昨年度来の全てのデータの分析を踏まえて,研究成果をまとめた。この成果は,学会発表,会誌への投稿を経て,学術雑誌に掲載された。その主要な結果は,
(1)問題解決中ではなく,問題解決終了後のふり返り活動によって,解法が進展した事例が見いだされたこと,
(2)より発展的な問題の解決中に,前に解決した問題をふり返り,それが解決の進展や問題場面の理解に寄与したという事例が見いだされたこと,
(3)ふり返り活動が生起する契機として,「他者による直接的指示」「発展的な状況」に加えて,「見通しと結果の齟齬」「複数の解答や解法の整合性の確認」が想定されることを事例的に明らかにしたこと,
という3点であった。
また,ここでの研究成果やこれまでの一連の研究を踏まえ,問題解決的な授業におけるふり返りの指導について検討を行った。そこでは,まず,上記(1)(2)の結果を踏まえ,同構造の一連の問題を解決する場面設定をすること,さらに,上記(3)の結果や問題に対する誤解や誤った表象構成を自ら正していくことの難しさや「ふり返り」活動の再帰的構造を踏まえて指導上の指示や発問を考慮することなどが,指導の方向性及び留意点として指摘された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 数学的問題解決におけるふり返り活動による解法の進展について-「じゃんけん問題」の解決におけるふり返り活動の分析-2010

    • 著者名/発表者名
      清水紀宏・山田篤史
    • 雑誌名

      全国数学教育学会誌『数学教育学研究』 16巻, 1号

      ページ: 43-56

    • 査読あり
  • [学会発表] 数学的問題解決終了後のふり返り活動による解法の進展について : 「じゃんけん問題」の振り返り活動の問題解決過程の分析2009

    • 著者名/発表者名
      清水紀宏・山田篤史
    • 学会等名
      全国数学教育学会第30回研究発表会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2009-06-27

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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