インターネットを活用した環境調和型マイクロスケール実験授業及びその教材開発

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19500746
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 科学教育
• 研究機関: 香川大学
• 研究代表者: 高木 由美子 香川大学, 教育学部, 准教授 (50263413)
• 連携研究者: 西原 浩 香川大学, 教育学部, 教授 (80036029) ; 佐々木 信行 香川大学, 教育学部, 教授 (60170685)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• キーワード: マイクロスケールケミストリー / 研修事業 / インターネット

研究概要

イオン液体を用いて地域貢献型のイベントや、研修に活用できる教材開発を行った。我が国の初等・中等教育現場の教員が容易に導入できるマイクロスケール実験を合同で開発し、学会発表、出張授業、研修事業などでマイクロスケール実験の良さを広く公開し、インターネット回線を用いた太平洋を越えたマイクロスケール実験授業を同時開催し、地域貢献に寄与することができた。

研究成果

• [雑誌論文] マイクロスケールケミストリーを活用した研修事業上コロラド州立大学との共同研究活動を通して (2010)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子
  • 雑誌名: KUIO Journal 有(in press)
• [雑誌論文] 新学習指導要領理科における課題の明確化と学部専門科目の改善に向けての研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 松村雅文, 寺尾徹, 礒田誠, 高橋尚志, 大浦みゆき, 西原浩, 佐々木信行, 高木由美子, 高橋智香, 末廣喜代一, 松本一範, 稗田美嘉, 石野薫里, 北林雅洋, 笠潤平
  • 雑誌名: 香川大学教育学部研究報告第II部 59 ページ: 63-76
  • 査読あり
• [雑誌論文] A Significance of "Mirai kara no Ryugakusei"for Students' Practical Training: Investigation of Staff Consciousness about Their Motivation to Participate (2009)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Tomoya Okada, Takeshi Nozaki, Yoko Hino, Tomoko Ogata, Kohei Yonemura, Tomoo Ookubo, Naoto Kubo, Konomi Yamamoto
  • 雑誌名: Bulletin of Education Research and Teacher Development of Kagawa University 19 ページ: 21-28
  • 査読あり
• [雑誌論文] Efficient Synthesis of Metal contained Ionic-liquid (2009)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Yoriko Kusunoki, Toshiyuki Oshiki
  • 雑誌名: Memores of The Faculty of Education Kagawa University part II ページ: 58-64
  • 査読あり
• [雑誌論文] 理科教員の教育実践力の諸要素と構造の明確化に向けた共同研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 北林雅洋, 笠潤平, 松村雅文, 寺尾徹, 末廣喜代一, 松本一範, 礒田誠, 高橋尚志, 西原浩, 佐々木信行, 高木由美子, 久保直人, 大浦みゆき, 高橋智香, 稗田美嘉, 福家弘康, 西川健男, 高橋正人, 久利知光, 林雄二, 樽本導和, 東条直樹, 上村和則, 武藤成継, 長谷川忍, 若林教裕
  • 雑誌名: 香川大学教育実践総合研究 18 ページ: 37-43
  • 査読あり
• [雑誌論文] Basic Research on the Management of International Students at Christchurch Polytechnical Institute of Technology (2008)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Paul G. Batten, Osamu Shimmi
  • 雑誌名: Bulletin of Education Research and Teacher Development of Kagawa University ページ: 81-90
  • 査読あり
• [雑誌論文] A Significance of "Mirai kara no Ryugakusei"for Students' Practical Training: From Investigation of Students' Consciousness about Their Motivation to Participate (2008)
  • 著者名/発表者名: Tomoya Okada, Yumiko Takagi, et. al
  • 雑誌名: Bulletin of Education Research and Teacher Development of Kagawa University 16 ページ: 133-141
  • 査読あり
• [雑誌論文] A Joint Research to Imjprove the Class of the University which Reserches an Experiment Subject by the University Teacher and the Attached School Teacher (2008)
  • 著者名/発表者名: Naoshi Takahashi, Yumiko Takagi, et. al
  • 雑誌名: Bulletin of Education Research and Teacher Development of Kagawa University ページ: 35-43
  • 査読あり
• [雑誌論文] Practical Research for Well-Developed Science Field Education (2008)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Hiroshi Nishihara, et. al
  • 雑誌名: A Training Program for Renewing Teachers' Educator License, Bulletin of Education Research and Teacher Development of Kagawa University ページ: 45-58
  • 査読あり
• [雑誌論文] gem-Difluorocyclo-propane as Core Molecule Candidate for Liquid Crystal Compounds (gem-Difluorocyclopropane as Core Molecule Candidate for Liquid Crystal Compounds) (2007)
  • 著者名/発表者名: Toshiuyuki Itoh, Manabu Kanbara, Masakazu Ohashi, Shuichi Hayase, Motoi Kawatsura, Takashi Kato, Kazutoshi Miyazawa, Yumiko Takagi, Hidemitsu Uno
  • 雑誌名: J. Fluorine Chem. 128 ページ: 1112-1120
  • 査読あり
• [学会発表] CTを活用した環境調和型マイクロスケール実験授業及びその教材開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子
  • 学会等名: 第10回学部教員と附属学校園教員合同研究集会
  • 発表場所: 香川大学
  • 年月日: 2010-02-24
• [学会発表] イオン液体溶媒を用いた光学活性トリフルオロメチルアルカノールの合成における緩衝液の添加効果 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 石原弘章, 伊賀達哉, 小川勤, 伊藤敏幸
  • 学会等名: 第13回生体触媒化学シンポジウムin Kagawa
  • 発表場所: 香川大学
  • 年月日: 20091203-20091204
• [学会発表] 研修における化学教育上マイクロスケール実験による実践事例研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 高橋智香, 佐々木信行, 西原浩
  • 学会等名: 日本化学会西日本大会2009
  • 発表場所: 愛媛大学
  • 年月日: 20091117-20091118
• [学会発表] イオン液体を用いた光学活性アルコールの合成研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 石原弘章, 伊賀達哉, 小川勤, 伊藤敏幸
  • 学会等名: 日本化学会西日本大会2009
  • 発表場所: 愛媛大学
  • 年月日: 20091117-20091118
• [学会発表] 磁性イオン液体の開発及びその教材化上地域貢献事業への実践 (2009)
  • 著者名/発表者名: 楠依子, 石原弘章, 伊賀達哉, 入江亜希子, 高木由美子
  • 学会等名: 日本化学会西日本大会2009
  • 発表場所: 愛媛大学
  • 年月日: 20091117-20091118
• [学会発表] Simple Preparation of Optically Pure allylalcohol Using Ionic liquid through Lipase Catalyzed Reaction (2009)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Hiroaki ISHIHARA, Toshiyuki ITOH
  • 学会等名: 19th Int'l. Symposium on Fluorine Chemistry and 3rd Int'l. Symposium on Fluorous Technology
  • 発表場所: Jackson Lake Lodge, Wyoming, USA
  • 年月日: 20090823-20090828
• [学会発表] Simple Preparation of Metal Contained Ionic Liquids (2009)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Yoriko Kusunoki
  • 学会等名: 3rd International Congress on Ionic Liquids(COIL3)
  • 発表場所: Cairns Convention Centre, Cairns Australia
  • 年月日: 20090531-20090604
• [学会発表] Simple Preparation of Metal Contained Ionic Liquids. (2009)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Yoriko Kusunoki
  • 学会等名: COIL-3 Pre-Symposium"Science of Ionic Liquids"
  • 発表場所: The Sebel Cairns Hotel, Cairns Australia
  • 年月日: 20090529-20090530
• [学会発表] 高校教育における化学教育上イオン液体実験を取り入れた実践事例研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 伊賀達哉, 高橋智香
  • 学会等名: 日本化学会第89春季年会
  • 発表場所: 日本大学
  • 年月日: 20090327-20090330
• [学会発表] イオン液体を用いた中学校教材開発 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 楠依子
  • 学会等名: 日本化学会第89春季年会
  • 発表場所: 日本大学
  • 年月日: 20090327-20090330
• [学会発表] 新規磁性イオン液体の研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 楠依子, 片桐幸輔, 押木俊之
  • 学会等名: 日本化学会第89春季年会
  • 発表場所: 日本大学
  • 年月日: 20090327-20090330
• [学会発表] 磁性イオン液体の開発及びその教材化 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 楠依子
  • 学会等名: 第9回GSCシンポジウム
  • 発表場所: 東京(学術センター)
  • 年月日: 20090309-20090310
• [学会発表] 新規イオン液体を活用した環境調和型教材開発 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 楠依子
  • 学会等名: 第33回フッ素化学討論会
  • 発表場所: 八王子市学園都市センター
  • 年月日: 2009-10-25
• [学会発表] 新規磁性イオン液体の合成研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子
  • 学会等名: 第25回若手化学者のための化学道場(愛媛2009)
  • 発表場所: 愛媛(にぎたつ会館)
  • 年月日: 2009-09-08
• [学会発表] イオン液体を用いた中学校教材開発 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 楠依子, 石原弘章
  • 学会等名: 日本化学会第88春季年会
  • 発表場所: 東京(立教大学)
  • 年月日: 20080326-20080330
• [学会発表] イオン液体を用いたトリフルオロメチルアルカノールの合成研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 石原弘章, 伊藤敏幸
  • 学会等名: 日本化学会第88春季年会
  • 発表場所: 東京(立教大学)
  • 年月日: 20080326-20080330
• [学会発表] イオン液体を用い教材開発に関する研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 楠依子
  • 学会等名: 第8回GSCシンポジウム
  • 発表場所: 東京(学術センター)
  • 年月日: 20080306-20080307
• [学会発表] イオン液体を用いた光学活性トリフルオロメチルアルカノールの合成研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 石原弘章, 小川勤, 山名芙弥
  • 学会等名: 第11回生体触媒化学シンポジウム
  • 発表場所: 鳥取(県民文化センター)
  • 年月日: 20080125-20080126
• [学会発表] マイクロスケール実験を取り入れた実践事例研究-教員研修講座への応用 (2007)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 高橋智香, 佐々木信行, 西原浩, 岡本泰範, Barry Carroll, Stephen Thompson
  • 学会等名: 日本化学会西日本大会2L1-27
  • 発表場所: 岡山(岡山大学)
  • 年月日: 20071110-20071111
• [学会発表] イオン液体を用いた教材開発に関する研究 (2007)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 楠依子, 石原弘章
  • 学会等名: 日本化学会西日本大会2L1-27
  • 発表場所: 岡山(岡山大学)
  • 年月日: 20071110-20071111
• [学会発表] Simple Preparation of Optically Pure Trifluoromethylalkanol Using Ionic liquid through Lipase (2007)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Hiroaki Ishihara, Yoriko Kusunoki, Toshiyuki Itoh
  • 学会等名: The 31st fluorochemistry conference
  • 発表場所: Hirosaki (Hrosaki University)
  • 年月日: 20071025-20071026
• [学会発表] DEVELOPMENT OF ENVIRONMENT-BENIGN TEACHING MATERIAL USING IONIC LIQUID. (2007)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Yoriko Kusunoki, Hiroaki Ishihara, Shuichi Hiramatsu
  • 学会等名: 2nd International Congress on Ionic Liquids(COIL2)
  • 発表場所: Yokohama(Pacifico Yokohama Conference Center)
  • 年月日: 20070805-20070810
• [学会発表] The development of environment conscious teaching materials that incorporate ionic liquids (2007)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi
  • 学会等名: COIL-2 Satellite Symposium
  • 発表場所: Tokyo(Tokyo Institute of Technology)
  • 年月日: 20070803-20070804
• [学会発表] Simple Preparation of Optically Pure Trifluoromethylalkanol Using Ionic liquid through Lipase Catalyzed Reaction (2007)
  • 著者名/発表者名: Yumiko Takagi, Tsutomu Ogawa, Shuichi Hiramatsu, Toshiyuki Itoh
  • 学会等名: The 8th International Symposium on Biocatalysis and Biotransformations
  • 発表場所: Oviedo, Spain
  • 年月日: 20070708-20070713
• [図書] イオン液体実験上理数系教員指導力向上研修 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 塩田浩之
  • 総ページ数: 50
  • 出版者: 香川県教育センター
• [図書] 諸外国における遠隔教育で教育を行う態と, それを取り巻く国の規制や関与の実態に関する調査研究, 文部科学省委託調査研究事業報告書 (2008)
  • 著者名/発表者名: 村山聡, 高木由美子, 平篤志
  • 総ページ数: 200
  • 出版者: 美巧社
• [図書] イオン液体の科学(No. 3)平成19年度(Science of Ionic Liquids) (2007)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子
  • 総ページ数: 120
  • 出版者: office polaris
• [図書] 香川大学におけるダブルディグリー制度の導入について(効果と課題) (2007)
  • 著者名/発表者名: 片山健至, 高木由美子
  • 総ページ数: 150
  • 出版者: 香川大学
• [図書] 環境に優しい化学上マイクロスケール実験を通して上理数系教員指導力向上研修 (2007)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子, 岡本泰範
  • 総ページ数: 54
  • 出版者: 香川県教育センター
• [図書] イオン液体の科学(No. 1)平成19年度(Science of Ionic Liquids) (2007)
  • 著者名/発表者名: 高木由美子
  • 総ページ数: 120
  • 出版者: office polaris