1マイクロスケールケミストリー実験を取り入れた遠隔教育用教材の使用開始平成19年度に制作したマイクロスケールケミストリー実験を取り入れた放送大学の放送教材「初歩からの化学」(各回45分の授業15回からなる)が平成20年4月から放映開始となった。さらに、放送教材とセットになっている印刷教材(15章からなるテキスト)も同時に使用を開始した。 2放送大学の学習センターにおけるマイクロスケールケミストリー実験を伴う面接授業(スクーリング)の実施本年度は宮城、広島および福島の各学習センターで本研究成果を取り入れた化学実験付の面接授業を行った。学生の提出したレポートの記載や学生による授業評価結果はこれらの授業が極めて好評であることを示していた。 3マイクロスケールケミストリー実験をデモンストレーションとして取り入れた公開講演会・サイエンスカフェ・学会等での招待講演冨山房・日本学術会議主催のサイエンスカフェ(東京)、GSCNシンポジウム(東京)、科学技術振興機構(JST)理数系教員指導力向上研修事業(福島)、沖縄県高等学校科学教育研究会(沖縄)、放送大学高知学習センター主催講演会(高知)、北海道高等学校理科研究会(釧路)の学会等で公開講演会を行った。また、イスラエルのSafedで開催された国際シンポジウムで招待講演を行った。 4遠隔教育用教材開発平成19年度に引き続き各種実験の教材開発および実験器具のキット化を行い、面接授業や公開講演会で活用した。
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