(1)小学校理科教育において、観察・実験とともに、技術的な要素を含んだものづくり・工作が重要であるにもかかわらず、現在の教育課程では取り上げ方が希薄化している。せいぜい、学習指導要領小学校理科編で、"内容の「B物質とエネルギー」の指導に当たっては、3種類程度のものづくりを行うものとする。"(3年)とあり、4~6年では「2種類程度」になっているという状況である。次期教育課程では、授業時間数および学習内容量が増えたが同様の状況である。 (2)そこで、小学校理科で「ものづくり」を組み入れたカリキュラムの作成をいくつかの単元で進める。
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