きっづ光科学館ふぉとんにおいて2007年度から2008年度に実施した科学技術理解増進活動に関するイベントの構成要素に関する特徴と効果を抽出、評価した。参加者が好むテーマを選択学習し、個々の理解速度に合わせて次テーマに移動できる「ふぉとん実験屋台村モデル」を提唱し、その試行実験を実践するとともに、その効果を評価した。けいはんな学研都市や枚方市で試行した結果、屋台ブースの参加者820名を得た他、多くの利点を有すること、意外性と驚きに代表される日常の不思議を科学で理解するために有用であることが分かった。さらに、参加した子供達の9割近くが、理科実験を楽しみ、動機づけされ、理解度は極めて高いことが判明した。
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