研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本語学習者が与えられた課題を達成するために自然言語対話システムと対話することを通じて、対話能力の向上をはかる学習支援システムを開発することを目的とする。特に語学教育の先進的手法であるFocus on Form を取り入れ、言語使用の経験を積みながら、必要に応じて文法的形式に意識を向けさせるような教育戦略を開発する。具体的課題は以下の通りである。(1)学習者の発話に含まれる誤りの検出と、それがどの文法事項(Form)に関連する誤りかの同定(2)日本語対話環境の整備、特に学習者の発話を適切に文脈に位置づける手法の開発(3)日本語教育における学習事項の整理と、これにFocus on Formに基づく教育を適用するための教材整備(4)開発した手法の有効性の検証
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Proceeding of ICCE2009
ページ: 43-50
知能と情報 (日本知能情報ファジィ学会誌) Vol.20, No.5
ページ: 732-756