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2009 年度 実績報告書

プリント教材と携帯電話用Web教材を連携させた基礎数学の教材開発

研究課題

研究課題/領域番号 19500826
研究機関金沢工業大学

研究代表者

中村 晃  金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (60387355)

キーワード携帯電話 / QRコード / 数式 / 数学 / Web教材 / プリント教材 / e-ラーニング / MathML
研究概要

【プリント教材の開発の継続】指数対数関数、三角関数のプリント教材の作成を行った。一部完成していないところがあり現在はまだ公開していない。
【Web教材の開発】上記教材に対応するWeb教材の作成および、数学の重要な項目を携帯電話で学習できるように基本的な公式を掲載したページやキーワード毎の解説ページを作成した。各ページはリンクにより有機的に結合され、リンクをたどることにより効率的に学習できるように構成している。ほぼ、高校数学の内容は網羅できた。作成したWeb教材は「携帯版KIT数学ナビゲーション」として公開している。また、現在普及が進んでいるiPhoneでも表示が携帯電話と同等になるように調整を進めている。
【Web教材の評価】Web教材のアクセス解析用のプロトタイプのプログラムをPHPとMySQLで構築した。現在はその改善を進めている。QRコードにWeb教材のURLだけでなく、変数情報を追加することにより、どのような状況で配布したプリントからのアクセスであるかを分析できるようにした。これにより、ユーザログインなしで、個別アクセスログデータを取得できるようになった。授業に作成したプリント教材を宿題として学生に利用させた。その結果、宿題は前日の夜に取り組んでいることが明らかになった。一般の利用者が携帯電話からの検索によってWeb教材を利用していることも確認できた。
【学力と学習動向を関係の調査分析および利用動向調査】
アクセスログデータを視覚化して、学習動向を容易に把握する方法を検討した。プリント教材の自己採点結果と合わせて利用すると、学生の学力を詳細に分析できる。現在のところ視覚化は自動化できておらず、今後の課題である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [学会発表] THE DEVELOPMENT OF MATH LEARNING MATERIALS : INTEGRATING PRINT MATERIALS AND WEB MATERIALS TUILIZING A MOBILE PHONE2010

    • 著者名/発表者名
      Akira Nakamura
    • 学会等名
      IADIS International Conference Mobile Learning 2010
    • 発表場所
      Porto, Portugal
    • 年月日
      2010-03-19
  • [学会発表] リンクバックラーニングによる学力評価方法の開発2009

    • 著者名/発表者名
      中村晃
    • 学会等名
      CIEC(Council for Improvement of Education through Computers)2009PCカンファレンス
    • 発表場所
      愛媛県愛媛大学
    • 年月日
      2009-08-10
  • [学会発表] 携帯電話用ウェブ教材と連携させたプリント教材による数学の学習2009

    • 著者名/発表者名
      中村晃
    • 学会等名
      日本教育工学 第25会全国大会
    • 発表場所
      愛知県名古屋大学
    • 年月日
      2009-08-08
  • [備考]

    • URL

      http://w3e.kanazawa-it.ac.jp/math/k-tai/k-tai.cgi?target=/math/k-tai/index.html

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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