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2007 年度 実績報告書

教材作成の人材育成を目指したeラーニング教材の開発及び教育実践に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19500831
研究機関京都外国語大学

研究代表者

村上 正行  京都外国語大学, マルチメディア教育研究センター, 准教授 (30351258)

研究分担者 寺嶋 浩介  長崎大学, 教育学部, 准教授 (30367932)
久保田 賢一  関西大学, 総合情報学部, 教授 (80268325)
キーワード教材作成 / 人材育成 / e-Learning / インストラクショナルデザイン / 高等教育 / 授業研究
研究概要

ICTの発展により,高等教育において盛んに活用されるようになっており,教材作成を行う人員の必要性が指摘されているが,その人員をどのように育成し,確保していくのかという問題は未だ解決されていない.本研究では,大学生に対して教材作成に必要な知識,スキルを教授し,さらに教育現場で利用される教材を作成してもらうことによって,大学生を教材作成ができる人材に育成することを目指し,(1)教材作成を開発するためのインストラクショナルデザインに関する知識,スキルを獲得させるためのeラーニング教材を開発し,(2)開発したeラーニング教材を用いた授業案の開発,実践を行い,授業実践の評価を行なう,ことを目的としている.本年度は,分析・設計・開発に重きを置き,映像作品,マルチメディアコンテンツを作成するためのeラーニング教材を用いて,実際に授業実践を行った.
授業実践の1つの取組として,小学校の英語映像教材の作成を行なった.本物(authentic)の問題状況をデザインするため,電子掲示板を介して学生の企画書について小学校の現場教員と学生が意見を交換し,学習内容について内省を持たせる機会を作った.また,完成した教材を実際の授業で利用してもらった.
掲示板に書かれた内容や学生に対するインタビュー分析の結果,小学校教師の参加,学生同士のやりとり,学習者の学習経験に基づく教材へのこだわりが影響して,学習者が主体的に映像制作実習に取り組んでいることが明らかとなった.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 学会発表 (3件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 学生が主体的に取り組む映像制作実習のデザイン-小学校向け英語映像教材の制作-2008

    • 著者名/発表者名
      岩崎千晶・村上正行・久保田賢一
    • 学会等名
      第14回大学教育研究フォーラム
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2008-03-27
  • [学会発表] 大学教育におけるSNSを活用した授業支援・授業改善2007

    • 著者名/発表者名
      村上正行・木下裕美子・岩崎千晶
    • 学会等名
      教育システム情報学会第32回全国大会
    • 発表場所
      信州大学
    • 年月日
      2007-09-14
  • [学会発表] 教材構造と学習スタイルに着目したe-Learning語学教材における学習行動の分析2007

    • 著者名/発表者名
      大山牧子・村上正行・田口真奈・三上達也
    • 学会等名
      電子情報通信学会教育工学研究会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2007-06-23
  • [図書] 映像メディアのつくり方-情報発信者のための制作ワークブックー2008

    • 著者名/発表者名
      久保田賢一・中橋雄・岩崎千晶
    • 総ページ数
      190
    • 出版者
      北大路書房

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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