• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

教材作成の人材育成を目指したeラーニング教材の開発及び授業実践に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19500831
研究機関京都外国語大学

研究代表者

村上 正行  京都外国語大学, マルチメディア教育研究センター, 准教授 (30351258)

キーワード教材作成 / 人材育成 / SNS / e-Learning / インストラクショナルデザイン / 高等教育 / 授業研究
研究概要

本研究では,大学生に対して教材作成に必要な知識,スキルを教授し,さらに教育現場で利用される教材を作成してもらうことによって,大学生を教材作成ができる人材に育成することを目指し
1、教材作成を開発するためのインストラクショナルデザインに関する知識,スキルを獲得させるためのeラーニング教材を開発し,2、開発したeラーニング教材を用いた授業案の開発,実践を行い,授業実践の評価を行なう,ことを目的としている.
本年度は,実践・評価のフェーズに重きを置き,映像作品,マルチメディアコンテンツを作成することを目指した授業実践を行った。この中で,フランス語の会話習得を目指した映像教材,各国のあいさつを学ぶことのできるマルチメディア教材,京都の観光情報を英語で学ぶことのできるマルチメディア教材などが作成された。授業案の作成については,テーマの設定やグループの決定の方法などについて検討を行った。
また,この授業実践の中でSNSを活用した。大学内でSNSを活用する際には,自己紹介や日記などのパーソナルな情報の提供が参加者にとって役に立つ情報の共有を促進することが分かり,本授業においてはSNSを活用することによって,グループ間のコミュニケーションを支援することができた。
今後,作成された教材の有効性,学生の能力向上についての評価を行うとともに,教材作成を行う上でのコンピテンシーリストを作成し,それに基づいてeラーニング教材の改善を行っていく予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 大学におけるSNSを活用した教育改善の支援2008

    • 著者名/発表者名
      村上正行, 岩崎千晶
    • 雑誌名

      教育メディア研究 Vol. l4, No. 2

      ページ: 11-16

    • 査読あり
  • [学会発表] e-Learning語学教材を用いた学習行為の分析-学習スタイルに着目して-2008

    • 著者名/発表者名
      大山牧子, 村上正行, 田口真奈, 松下佳代
    • 学会等名
      日本教育工学会第24回全国大会
    • 発表場所
      上越教育大学
    • 年月日
      2008-10-13
  • [学会発表] 国際交流・留学支援における大学SNSの活用2008

    • 著者名/発表者名
      村上正行, 中西久実子
    • 学会等名
      教育システム情報学会
    • 発表場所
      熊本大学
    • 年月日
      2008-09-03
  • [学会発表] Educational Improvement using SNS at University2008

    • 著者名/発表者名
      Murakami, M., Iwasaki, C
    • 学会等名
      2008 International Conference for Media in Education
    • 発表場所
      関西大学
    • 年月日
      2008-08-25

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi