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2009 年度 実績報告書

ナビゲーション戦略に基づく情報教育のための授業設計法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19500833
研究機関大阪電気通信大学

研究代表者

横山 宏  大阪電気通信大学, 総合情報学部, 准教授 (20249452)

研究分担者 松永 公廣  摂南大学, 経営情報学部, 教授 (20099831)
正木 幸子  大阪商業大学, 経済学部, 教授 (30249445)
野口 紳一郎  龍谷大学, 理工学部, 実習講師 (40319497)
下倉 雅行  大阪経済大学, 経営学部, 講師 (80444503)
キーワード科目デザイン / ナビゲーション戦略 / シートベースデザイン手法 / 情報教育 / 教育工学
研究概要

1.ナビゲーション戦略に基づく科目デザイン手法の実用化への取り組み
平成19年度には「5つのシートに基づく科目デザイン手法」((1)大学のグランドデザインやカリキュラムとの関係など科目の基本方針を確認する「総合シート」の記入、(2)科目を学習するために必要な能力、科目で目標とする能力、科目を学んだら身につくと杜会から期待される能力を設定する「科目目標設定シート」の記入、(3)科目デザインに必要な8項目「教育(指導)目的,社会からの希望や期待,学習者特性,学問的背景,教授戦略,教員特性,授業環境,ラーニングアウトカムズ」を設定する「科目デザイン項目シート(8項目編)」の記入、(4)指導上での基本的な考え方、具体的な指導のポイント,評価基準,教科書・参考書、授業予定内容などを設定する「シラバスシート」の記入、(5)育成する能力と授業予定内容と教科書・参考書・プリントの項目名を対応させる「授業スケジュールシート」の記入)を開発した。これを受けて、平成20年度には、開発した手法を「シートベースデザイン手法」として理論構築を行ない、分担者や研究協者らが所属する大学で授業実践しその成果を分析した。
今年度(平成21年度)は、「シートベースデザイン手法」の実践者らへのインタビュー分析を行ない、実用化に向けた評価として、「シートの分かりやすさ・書きやすさ」を明らかにし、改善案をまとめ、「シートベースデザイン手法」を確立した。
2.科目デザイン手法の普及への取り組み
成果を学会で口頭発表し、さらに学会等へ論文にまとめ投稿した(2件、査読有り)。
さらに、シートベースデザイン手法の記入ツールの構想をまとめ(学会で口頭発表)、試作を踏まえて公開準備を進めた(2010年5月現在)。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 大学における科目デザイン手法の実行可能性とそのシステム化の構想2010

    • 著者名/発表者名
      横山宏, 大隅敏明, 田端矢一郎
    • 雑誌名

      大阪電気通信大学人間科学研究 第12号

      ページ: 1月25日

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 高等教育の充実のための科目デザインの構想2009

    • 著者名/発表者名
      大隅敏明, 田端矢一郎, 松永公廣, 横山宏
    • 雑誌名

      情報文化学会誌 第16巻1号

      ページ: 62-69

    • 査読あり
  • [学会発表] 大学教育での科目デザインにおける支援システムの構想2010

    • 著者名/発表者名
      大隅敏明, 田端矢一郎, 横山宏
    • 学会等名
      教育システム情報学会2009年度第6回研究会
    • 発表場所
      畿央大学
    • 年月日
      2010-03-13
  • [学会発表] 大学教育における科目デザインの外化-教員に対するインタビュから-2009

    • 著者名/発表者名
      大隅敏明, 田端矢一郎, 横山宏
    • 学会等名
      情報文化学会第17回全国大会
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2009-11-21

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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