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2007 年度 実績報告書

幼児教育科学生のためのデジタル紙芝居演習システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19500837
研究機関武蔵野短期大学

研究代表者

荻原 尚  武蔵野短期大学, 講師 (30194484)

研究分担者 木川 裕  武蔵野短期大学, 国際コミュニケーション学部, 講師 (60310265)
小堺 光芳  立正大学, 経済学部, 講師 (40449319)
キーワード教育コンテンツ / e-learning / マルチメディア / 幼児教育 / 音響情報処理
研究概要

本研究は、幼稚園教育要領に準拠し、「選ぶこと」で子供達の考える力と想像力を育む情操教育教材「マルチストーリー型デジタル紙芝居」の開発と作品アーカイブの構築を目的としている。
本教材は、幼児教育における「読み聞かせ」教育を中心に、従来の幼児教育の「手作り」の良さを活かし、その文化を継承・発展させる形で、子供達の情操教育、教育的に意義のあるコンピュータの利用、教育者と子供達の創意工夫を促すオリジナル作品の作成指導を目的としたものである。
現在、学生を含めて、子供達の想像力と創造力の欠如、コミュニケーション能力の不足が、問題になっている。文部科学省「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」報告書にある通り、子供の対人関係能力や社会的適応能力の育成と情動の健全な発達に関する科学的究明と教育分野での対策が強く望まれている。
本研究は、平成15年度より、子供達や学生の表現力と創造力、コミュニケーション能力の育成を目的とし、幼稚園教育要領に準拠して体系的に構築された、マルチメディアを用いた教育方法であり、幼稚園、児童館、幼児教育者養成科目で使用し、教育内容を検証、充実させてきたものである。
平成19年度は、デジタル紙芝居への音楽の導入を行ってきた。幼児教育において、音楽を用いる教育効果は大きく、幼稚園からの希望も多い。音楽デジタル紙芝居の制作演習を武蔵野短期大学幼児教育学科「音楽」で実施している。
平成20年度には、作品の多言語化を計画している。幼児教育の国際化と国際文化交流も今後の重要課題である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 幼児教育学科におけるマルチメディア演習の実践とその効果2007

    • 著者名/発表者名
      荻原 尚
    • 雑誌名

      第2回パーソナルコンピュータ利用技術学会全国大会講演論文集 No2

      ページ: 131-134

  • [雑誌論文] 保育科目におけるデジタル紙芝居制作演習の利用効果2007

    • 著者名/発表者名
      荻原 尚
    • 雑誌名

      教育システム情報学会第32回全国大会講演論文集

      ページ: 424-425

  • [雑誌論文] 幼児教育学科専門科目に応用した情報技術とその利用意識調査2007

    • 著者名/発表者名
      荻原 尚
    • 雑誌名

      2007PC Coference論文集

      ページ: 133-134

  • [雑誌論文] 幼児教育学科の特色を活かしたデジタル紙芝居制作演習の実践2007

    • 著者名/発表者名
      荻原 尚
    • 雑誌名

      平成19年度全国大学IT活用教育方法研究発表会予稿集

      ページ: D-2

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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