研究課題
基盤研究(C)
傘下に多くの先端的な研究機関を集めることで,一国の研究活動全般の展開に圧倒的な影響力を発揮する,他の国にはない特有の組織となったソ連邦科学アカデミーは,独ソ戦開戦とともに,史上類例を見ない規模で疎開を実施する.本研究では,自然科学系・工学系の研究所を対象に疎開と戦時研究の実態を調査し,戦時における総体としての科学アカデミーの規模の拡大,科学者のソヴィエト社会における影響力の拡大と,その裏面における,研究所,研究分野による処遇,研究環境,生活条件の著しい差異を明らかにした.
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広島大学大学院総合科学研究科社会文化論集編集委員会『社会文化論集』 第11
ページ: 1-28
広島大学大学院総合科学研究科紀要III文明科学研究 第4巻
ページ: 33-50
広島大学大学院総合科学研究科紀要III文明科学研究 第3巻
ページ: 31-50