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2009 年度 研究成果報告書

第2次世界大戦期におけるソ連邦科学アカデミーの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19500858
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学社会学・科学技術史
研究機関広島大学

研究代表者

市川 浩  広島大学, 大学院・総合科学研究科, 教授 (00212994)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
キーワード科学技術史
研究概要

傘下に多くの先端的な研究機関を集めることで,一国の研究活動全般の展開に圧倒的な影響力を発揮する,他の国にはない特有の組織となったソ連邦科学アカデミーは,独ソ戦開戦とともに,史上類例を見ない規模で疎開を実施する.本研究では,自然科学系・工学系の研究所を対象に疎開と戦時研究の実態を調査し,戦時における総体としての科学アカデミーの規模の拡大,科学者のソヴィエト社会における影響力の拡大と,その裏面における,研究所,研究分野による処遇,研究環境,生活条件の著しい差異を明らかにした.

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] ソ連邦科学アカデミーの戦時疎開に関する一考察2010

    • 著者名/発表者名
      市川浩
    • 雑誌名

      広島大学大学院総合科学研究科社会文化論集編集委員会『社会文化論集』 第11

      ページ: 1-28

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 【調査研究報告】戦時下のソ連邦科学アカデミー-その戦時疎開について(III報)-2009

    • 著者名/発表者名
      市川浩
    • 雑誌名

      広島大学大学院総合科学研究科紀要III文明科学研究 第4巻

      ページ: 33-50

  • [雑誌論文] 【調査研究報告】戦時下のソ連邦科学アカデミー-その戦時疎開について(続報)-2008

    • 著者名/発表者名
      市川浩
    • 雑誌名

      広島大学大学院総合科学研究科紀要III文明科学研究 第3巻

      ページ: 31-50

  • [学会発表] ソ連邦科学アカデミーの戦時疎開について-25の自然科学系・工学系研究所に関する調査結果-2010

    • 著者名/発表者名
      市川浩
    • 学会等名
      ロシア科学アカデミー・S.I.ヴァヴィロフ名称自然科学史=技術史研究所技術史=工学史部「大祖国戦争勝利65周年記念学術会議」
    • 発表場所
      ロシア連邦モスクワ市
    • 年月日
      2010-02-25
  • [学会発表] どのような人たちが量子力学や相対性理論に反対したのか?-1940年代におけるソヴィエト物理学者の群像-2008

    • 著者名/発表者名
      市川浩
    • 学会等名
      日本科学史学会第12回西日本地区研究大会
    • 発表場所
      桃山学院大学トマス館T-001
    • 年月日
      2008-12-06
  • [学会発表] 旧ソ連邦の"核の科学者"と冷戦初期のイデオロギー問題2008

    • 著者名/発表者名
      市川浩
    • 学会等名
      第20回西日本地区・ロシア東欧研究者集会
    • 発表場所
      宮崎市
    • 年月日
      2008-03-01

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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