研究課題
基盤研究(C)
中央太平洋および東太平洋湧昇域の南北縦断測線において,表層堆積物コアから間隙水を抽出し,生物起源のオパールおよび重晶石の溶解に起因するケイ酸塩および溶存バリウムの分布を調べた.海底から底層水に向かうこれら成分の拡散フラックスは,高緯度域および赤道域において高く,亜熱帯域では低かった.このような物質フラックスの変動は,海洋表層における生物生産の地理的変動の反映であることを強く示している.
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