研究課題
基盤研究(C)
日本海の海水汚染をモニタリングするための手法として, バクテリア群集の変動解析の有用性が考えられた。そこで, その基礎研究として, 富山湾沿岸域海水中の各種バクテリアの群集構造とその変動を調べた。その結果, 季節変動を伴うものの, 汽水域を除いた沿岸域の各港間で, 基本的に似た群集構造を持つことが判った。さらに, 海水中の油汚染, 富栄養化, 重金属汚染などで, 優占するバクテリア種や群集構造が変化することも示唆された。
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Japan. Environ. Toxicol 23
ページ: 563-569
月刊海洋 47
ページ: 118-126