研究課題
本研究は研究代表者のこれまでの研究成果を基盤とし、公共的緑地(都市内において空地として存在することを目的とし、他の用途に用いられることなく確保された公園や緑地などの公共的な地域)に着目して、主にわが国の大都市圏中心部を対象とし、密度指標としての公共的緑地の配置計画の評価を行うことを目的とした。平成21年度には、以下の4段階の研究を行った。1.評価結果の総括と改善策の提言前年度に行った評価結果の分析・考察を総括したうえで、平成19年度の段階2で収集した都市・地域計画、緑地整備計画や緑化政策に関する参考資料を参照し、各大都市圏における今後の緑地整備の方策について検討した。また評価結果をもとに各大都市圏において緑地不足地域を地区レベルやメッシュ単位で指摘したうえで、それぞれの地域において導入可能な具体的改善方策を提言した。2.研究成果のまとめさらに全体の研究結果について見直したうえで整理し、まとめを行った。3.研究成果の発表以上の一連の研究で得られた成果をもとに、国内外の学会での研究発表、研究論文の投稿を行った。4.今後の研究課題の抽出国内外の学会での研究発表、研究論文の投稿を行った結果から、他の研究者の意見やアドバイス、コメントを取り入れ、今後の研究課題を明らかにした。また一連の研究に関する問題点が抽出できたならば、改善を行った。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件)
日本社会情報学会誌 23-2
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第32回日本計画行政学会研究報告論文集
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