研究概要 |
平成19年度の研究実績は,下記の地域における実態調査及び情報収集を中心に行った。 (1)栃木県高根沢町の調査: (1)生ゴミ分別収集の取り組みについて,導入の背景,目的,過程,開始時期,住民への説明,合意形成過程など。さらに,分別収集範囲、世帯数,収集方法,収集後の処理方法,委託経費など。 (2)エコハウス,土づくりセンター,バイオディーゼル燃料(BDF)施設視察など。 (2)栃木県野木町の調査: (1)生ゴミ分別収集の取り組み(内容は高根沢町に準ずる)。 (2)野木資源化センター視察および概要。 (3)栃木県茂木町の調査: (1)バイオマス資源の利活用(堆肥化),バイオマスタウン構想について。 (2)茂木町有機物リサイクルセンター美土里館視察および概要。 (4)福岡県大木町の調査: (1)大木町環境政策の基本的考え方及び取組み状況,生ごみ分別収集、ごみステーションの実地調査,おおき循環センター視察など。 (2)大木町の産業および地産地消の取組み,クリークの特徴を最大限活かした地域活性化の取組み等 (5)中国北京市における調査: (1)北京科学技術大学での情報収集。 (2)北京燕京ビール,製造工程で発生する廃棄物、副産物の再資源化などの調査。 (3)北京市市政管理委員会:北京市廃棄物の現状(総量と予算),北京市生ゴミ分類,食品廃棄物の資源化(産業廃棄物)など。 (4)中国農業大学,中国のバイオマス現状についての情報収集。 (5)中国国家環境総局,中国における環境への取り組み,環境政策,環境立法など。一般廃棄物及び産業廃棄物のリサイクルの現状について等。
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