Pseudomonas sp.61-3におけるポリヒドロキシアルカン酸(PHA)生合成遺伝子クラスター上の機i能不明遺伝子(ORF)が転写されることを確認した。次に、PHA合成能欠損変異株との相補性試験を行ったところ、このORFにPHA重合酵素活性はなかった。一方、広宿主域ベクターpJRD215を用いたPseudomonas sp.61-3の組換え株は低密度ポリエチレンと同等の物性の優れたPHAを合成するが、多コピーベクターpBBRIMCS-2に替えた組換え株を作製したところ、ゴム弾性を示すと思われるPHAが合成された。
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