• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

測定方法の精度に関する統計的評価法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 19510158
研究機関東京理科大学

研究代表者

尾島 善一  東京理科大学, 理工学部, 教授 (50169299)

研究分担者 安井 清一  東京理科大学, 理工学部, 助教 (90434026)
キーワード統計数学 / 測定精度 / 実験計画法 / 応用統計学
研究概要

本研究課題では1.水準によって分散が異なる場合の多試験室多水準共同実験の研究
(1)外れ試験室の検出法の研究
(2)推定される併行精度と再現精度の推定性能の評価と必要な試験室数の研究
2、水準によって分散が異なる場合の枝分かれ型多試験室多水準共同実験の研究
(1)外れ試験室の検出法の研究
(2)推定される併行精度、中間精度、再現精度の推定性能の評価と試験室数の研究
3.スタッガード型枝分かれ計画による併行精度、中間精度、再現精度の推定性能評価
4.併行精度、中間精度、再現精度のロバスト推定法の研究を目的として研究を進めた。
目的の1.(1)「外れ試験室の検出法」に関してはその方法論については既に提案していたが、これを実際に適用できるようにするために用いる統計量が複雑なためモンテカルロ法によって検定の精密な棄却限界値を導いた。目的の1.(2)「推定性能の評価と必要な試験室数」は、一つの因子に関して不等分散の場合の二元配置データの解析であり、まず一般化線形模型によるアプローチで解決を試みた。さらに、外れ値検定の結果生じる繰り返しが不揃いになった場合の解析法の検討も開始した。
これらの結果を、2008年10月に北京で開催されたISO/TC69/SC6総会、及び10月にBangkokで開催されたAsian Quality Networkで発表し、有益な議論を得た。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Estimation of Variance Components in Unbalanced Nested Designs2008

    • 著者名/発表者名
      Motohiro Yamasaki, Yoshikazu Ojima, Seiichi Yasui
    • 雑誌名

      Proceedings of 6th ANQ (Asian Network for Quality) Congress 2008(CD板)

      ページ: 10

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi