研究課題
本研究では以下の内容を中心として、持続可能社会における、環境配慮型の生産・物流マネジメントシステムについての研究を行った。現場におけるモノづくりの現状の把握、およびシステムへの影響要因を抽出するとともに、経営工学的アプローチの適用により問題解決をおこなった。1.環境にやさしいものづくりマネジメントシステムの提案1)改善活動および効率化推進におけるシステム評価指標の提案2)解体工程におけるシステム設計に関する提案.3)ジャストインタイム生産方式に基づいたムダのない環境にやさしいものづくりの提案2.不確実性を考慮した閉ループ型生産システムの構築閉ループ型システムのモデル化と性能評価アプローチの提案を行い、需要変動等の不確実性を考慮したシステムの最適化への一つのアプローチを示した.3.環境を配慮したグローバルな経営システムの提案グローバルな生産・物流システムと海外における諸問題について、米国研究者らの情報提供により、経済性の観点に加え環境や品質に配慮した一般化モデルの提案と、いくつかのグローバル経営環境のシナリオについての議論をおこなった。上記の研究成果に関し、IEEEやEcobalance国際会議等において研究発表を行った。
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Proceedings of Ecobalance 2010
Proceedings of The IEEE international conference on industrial engineering and engineering management