研究課題
基盤研究(C)
活火山地域での効果的な防災対策のために、対象火山のハザード、脆弱性、損害価値からリスク分析評価する手法を開発した。那須火山地域を具体的事例として、地域情報をGISで整理し、危険度評価を実施した。その結果、那須岳地域では宿泊施設や避難施設が火口10-20km地域に多く分布するため、危険度評価値が高めとなった。この結果をふまえて、噴火イベントツリーと噴火シナリオを作成し、火山防災マップとハンドブックの改訂版を自治体から公表をした。わが国では活火山近傍地域まで生活空間としているため、危険度評価をふまえた次世代型のハザードマップの作成が必要とされる。
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International Workshop on Strategy of Volcanic Disaster Mitigation 2009, NIED & Yamanashi Inst.of Environ.Sciences
ページ: 133-152
Journal of Disaster Research 52
ページ: 297-304
Technical Note, 292, NIED
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http://www.bosai.go.jp/library/v-hazard/