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2007 年度 実績報告書

地理情報データに関する空間・時間変化量の解析

研究課題

研究課題/領域番号 19510248
研究機関京都大学

研究代表者

梅川 通久  京都大学, 地域研究統合情報センター, 研究員 (80372548)

キーワード地理情報システム(GIS) / 地域研究 / 地域情報学 / 数値解析
研究概要

平成19年度は、地理情報データに関する基礎的な考えの確立、数値計算などに関する基本的環境の確立、基礎的な計算結果の導出などを目標とし、最終年度で結論を導く為の準備研究を行った。
この中で、基礎的な考え方の確立については、関連分野の研究者との議論や地域研究・地理学などに関する研究情勢の現状調査により、例えば人口密度分布を元とした人口圧の概念の数値化を行い、その分布を示すことが、既存の研究分野との連携を取りながら、本研究課題の目標である地理情報データの数値解析的手法の基礎的な考え方の確立という命題の重要性を具体的に示す為に有効であることがわかった。研究計画策定時においては、物理量に対する数値計算との対比によってこういった新しい解析手法の導入が有効であろうという予測を行い、考え方の基礎としたが、本年の研究活動により、関連する研究分野の研究者等との連携の上で重要な、具体的な研究対象の絞込みを行うことができた。本年度の成果公開活動では、研究会等の場で他の研究テーマと共に本研究課題についての基本アイディアの提示を行い、またそれに対する意見の収集なども同時に行った。
数値計算の基本環境の確立に関して、本年度は数値計算プログラムの本研究への利用の為のデバッグ、数値計算ソフトウェアの導入、GISソフトウェアの導入を行い、それらのツールやプログラムを利用し、データ形式の変換や効果的な結果表示の為の環境整備を行った。また合わせて計算結果の導出などを目指し着手したが、具体的な成果の公表と分析については最終年度に提示する予定となっている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 京大式地点情報入力/閲覧ツール紹介2007

    • 著者名/発表者名
      梅川通久
    • 学会等名
      第1回仮想地球研究会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2007-12-15
  • [学会発表] ウェブベース汎用写真閲覧システムの構築と今後の展開2007

    • 著者名/発表者名
      梅川通久、荒木茂
    • 学会等名
      東京大学空間情報科学研究センター第8回年次シンポジウム
    • 発表場所
      東京大学柏キャンパス
    • 年月日
      2007-11-02
  • [学会発表] PNC and ECAI 2007に見る情報資源と地域情報学2007

    • 著者名/発表者名
      梅川通久
    • 学会等名
      第4回HGIS研究会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2007-03-25

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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