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2007 年度 実績報告書

1920年代から40年代におけるフィラデルフィア年会ミッション・ボードと日米関係

研究課題

研究課題/領域番号 19510255
研究機関山梨県立大学

研究代表者

戸田 徹子  山梨県立大学, 国際政策学部, 准教授 (50183877)

キーワード日米関係 / 海外伝道 / クエーカー / フレンド / フィラデルフィア年会 / アメリカ・フレンズ奉仕団 / ギルバート・ボールズ / エスター・ローズ
研究概要

研究期間は平成19年度から21年度までの3年間であり、最初の2年間はフィラデルフィアで資料調査・資料収集の予定。平成19年度は2回(9月と3月)に分けて、主としハバフォード大学クエーカー・コレクションでフィラデルフィア年会ミッション・ボードの資料調査を実施した。具体的な調査内容は以下の通りである。(1)経歴不明のボード幹部の身元調査をした。(2)新たに作成された年会委員会資料インデックスに基づき、排日移民法と日系アメリカ人収容に関する資料を収集した。(3)二人の宣教師(ギルバート・ボールズとエスター・ローズ)文書インデックスの提供を受け、ボールス自伝と関連箇所の資料を入手した。(4)アメリカ・フレンズ奉仕団のパンフレット集から、関連箇所の資料を得た。
さらにアメリカ・フレンズ奉仕団本部とペンシルベニア歴史協会などを訪ね、日本関連資料の問い合わせをした。奉仕団の日本に関わる活動記録はむしろ西海岸支部が所蔵している可能性があることが指摘された。また歴史協会は日系アメリカ人関係資料としてはPapers of the U. S. Commission on Wartime Relocation and Internment of Civilians Part 1(マイクロフィルム)を所蔵しているものの、アメリカ・フレンズ奉仕団については衣服委員会(clothing committee)以外に特に日本に関連した資料はないことが判明した。
以上、本年度の研究成果として、アメリカ・フレンド奉仕団の日本関係資料についてはまだ全体像が見えてこないものの、ミッション・ボード資料はクエーカー・コレクションで大体が網羅されるこことを確認し、排日移民法と日系アメリカ人収容に関する資料を入手した。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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