研究課題
基盤研究(C)
タイの農村女性グループは、「官僚組織型」と「起業・企業型」に大分でき、活動の意義は、1、出身村での収入獲得、2、相互扶助、3、伝統的技能の復興・維持、4、地域産業の活性化、5、女性の政治参加促進、6、女性の自己実現の6項目に分類できる。リーダーの負担が大きいこと、外部への依存が大きいこと、現地材料を活かしきれないことなどが課題となっている。活動を活発化させる最大の要因は、現金需要の高まりである。活動には、グループの存在する地域の政治的、社会的な状況がグループの活動に深く影響を与えている。
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東京家政学院大学紀要 第48号
ページ: 59-70
国立女性教育会館研究ジャーナル Vol.11
ページ: 33-45