研究課題
基盤研究(C)
本研究では、東北日本の一関藩をフィールドに、一関藩の「育子仕法」のなかで作成された史料群をおもな手がかりに、武士、農民家族の性と生殖について、妊娠、出産という具体的な局面に即して追究した。その結果、「家」の維持・存続と子どもの養育との矛盾のなかにあった農民と下級武士は、堕胎・間引きなどによって出生をコントロールしようとし、そのことが、死胎披露書に記された高い死産率の原因と考えられることなどが明らかとなった。
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七隈史学 12号
ページ: 2011/03/17
女性歴史文化研究所紀要 18号
ページ: 117-131
出産、文化共生学研究 9号
ページ: 59-82
文化共生学研究 8号
ページ: 55-74
歴史と地理、査読無 620号
ページ: 2011/01/12
順正短期大学研究紀要 36号
ページ: 2011/01/16