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2008 年度 実績報告書

女性技術者のキャリア形成過程に関する実証的研究ー高専の教育モデルの構築をめざして

研究課題

研究課題/領域番号 19510287
研究機関詫間電波工業高等専門学校

研究代表者

内田 由理子  詫間電波工業高等専門学校, 一般教科, 准教授 (90259945)

研究分担者 浦家 淳博  釧路工業高等専門学校, 一般教科, 教授 (30193957)
三橋 和彦  佐世保工業高等専門学校, 電気電子工学科, 准教授 (60311114)
太田 智加子  石川工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (00282020)
角谷 英則  津山工業高等専門学校, 一般教科, 講師 (90342550)
大槻 香子  釧路工業高等専門学校, 建築学科, 助手 (20240426)
キーワード高専女子卒業生 / 就職 / 就労状況 / 離職・転職 / キャリア・デザイン / ワークライフバランス
研究概要

女性技術者のキャリア形成過程を明らかにし,高専における教育モデルを構築することを目的とし,平成19年度は量的調査(科研費平成15〜17年度)を基に,ヒアリング調査を実施,調査内容の分析,来年度の研究計画に関して討議した。調査内容及び分析点,来年度の研究計画に関しては以下の通りである。
調査 調査対象者は高専を卒業し現在キャリアを積んでいる女性技術者31名,高専を卒業し進学し現在キャリアを積んでいる女性技術者6名,高専を卒業し現在異業種の専門職としてキャリアを積んでいる者5名,無職者2名である。
調査内容
・調査の基軸を,地位やステータスアップよりむしろ,キャリア形成に関して調査対象者が何を考え何によって左右されているかにすえる。
・職業生活と非職業生活との関わりと,それをどのように評価しているか。
・就労の継続,転職,離職に至った要因は何か。
・離職の要因は高専に起因するものか,あるいは学科なのか,業界なのか,女性なのか。
・業界別サブカルチャーの特性が離職・転職・再就職にいかなる影響を及ぼしているか。
・高専におけるキャリア教育の質/欠如を卒業後にどのように評価しているのか。
・在学時にロールモデルやその情報をもっていたか,知りたかったか。
・在学時に適性で悩んだ場合,その要因あるいは背景は何か。
調査内容の分析軸を,就労継続,両立・ワークライフバランス,キャリアアップの成功,業界サブカルチャー,アスピレーション,高専教育と定め,研究分担者・研究協力者等で分析担当を決定した。来年度は各分析を深め討論を重ねることで研究成果を研究報告書としてまとめあげる予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 高専卒業生に関する調査研究2008

    • 著者名/発表者名
      内田由理子
    • 雑誌名

      高等専門学校の教育と研究 vol. 13

      ページ: 115-120

    • 査読あり
  • [学会発表] 卒業生調査からみる高専教育2008

    • 著者名/発表者名
      内田由理子
    • 学会等名
      日本高専学会
    • 発表場所
      大阪府立工業高等専門学校
    • 年月日
      2008-08-31

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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