研究課題
2007年度には、ガブリエル・ヒルトマン氏講演会「アイデンティティ・相互主観性・間身体性-身体・精神・意識の関係についての問題の考察」(2007年8月12日、ウィングス京都)。4本の研究発表とシンポジウム「メルロ=ポンティと美的体験」を含む研究集会(2007年9月17日、玉川大学)。フレデリック・ヴォルムス氏講演会「直観と反省のあいだ-メルロ=ポンティの現象学における批判の意味」(2007年10月19日、関西日仏学館)、定例研究会(2007年5月26日、2008年3月29日、東京電機大学)などを開催した。また、繰越申請を行い、2008年11月22日に国際シンポジウム「新たな身体の哲学の構築に向けた国際的研究」を行った。本シンポジウムは、本研究の総括であり、日、仏、米、英、伊、中から15名のメルロ=ポンティ研究者を招いて、集中的な公開討議を行った。このうち2007年度補助金で開催した11月22日には、「歴史と自然のキアスムとしての身体」と題して、フランスを中心に展開されている新たなメルロ=ポンティ研究、とくに身体論と存在論、他者論、知覚論、政治理論、芸術論のかかわりを総括し、メルロ=ポンティの身体論研究の深まりを明らかにした。11月23日の「知覚する身体の広がり」とあわせて、メルロ=ポンティの身体論の深まりと広がりを概括することによって、新たな発展の可能性を探ることができた。これらの発表の様子はホームページ上で公開中である。
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思想 1015
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Alter 16
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環境のオントロジー(春秋社) Phenomenology 2005 vol. 1: Selected Essays from Asia, Vol. 1
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纏う--表層の戯れの彼方に(水声社) Phenomenology 2005 vol. 1: Selected Essays from Asia, Vol. 1
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メルロ=ポンティ研究 11
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こころと文化(多文化精神医学会) (6)2
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Zeta Books Phenomenology 2005 vol. 1: Selected Essays from Asia, Vol. 1
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